ジャコウネコの糞から取り出したコーヒー「コピルアク」とは?

こんにちは!ピート(@coffeewalk1)です
インドネシアやシンガポール旅行のお土産でも有名なコーヒーをご存知ですか?
コーヒー界隈で少し話題になったこともある「コピルアク」というものがあります。
先日飲む機会があったのでご紹介します。

コピルアクとは?

ジャコウネコの糞から取り出したコーヒー豆をコピルアクと言います。
ジャコウネコの姿はこんな感じ。結構かわいい。。。

ジャコウネコ自体は雑食で、いろいろなものを食べるのですが、その中にコーヒー豆が入っている
コーヒーチェリーも含まれています。
猫の体内では豆を分解できないというのと、腸内で発酵が促されるので独特な香りがすると評判です。

養殖されていることも多い

これまでは、その希少性の高さからかなり高価で売買されていたようですが、現在はジャコウネコを飼い、
コーヒーチェリーを食べさせることでコピルアクを大量生産する人々もいるようです。
高価なイメージがあるコピルアクですが、彼らによってお土産などでも売られるようになり、気軽に飲めるようになりました。
一方で、猫の虐待として非難されている声もあるようですね。

味と香りはどんな感じ?

少しマニアックな話になりますが、コピルアクはロブスタ種と呼ばれるコーヒー豆です。
通常、ぼくたちが飲むコーヒーはアラビカ種で、根本的に品種が異なっています。
ジャコウネコによる発酵というよりは、この品種の違いによって、味と香りが大きく異なっています。

象徴的なのは麦茶のような香りで、普段飲んでいるコーヒーではなく、缶コーヒーに近いような香りがすると思います。
そのコーヒー豆の焙煎にもよりますが、比較的浅めに焙煎されているが故に酸味が強いのも特徴です。
あまり飲む機会がないものには違いありませんので、ぜひ一度飲んでみると面白いかなと思います。

ミルクと合わせるのがオススメ

個人的にはミルクと合わせるのがおススメです。
まろやかになりさっぱりと飲むことができますよ。

アイスカフェラテにしてもいいんじゃないかな。暑い夏にはぴったりだと思います。