スコットランド一人旅に行く(アイラ編)
コーヒー…
もはやいつも通りです。
初日は霧で飛行機が飛ばないという、緊張感のあるスタートでしたが、本当に良い旅でした。
ウイスキー好きなら一度は夢見るというアイラ島に来ることができて本当に幸せな時間でした。
いつかのために、この素晴らしさを文字に残しておきます。
初日は夕方に到着し、ひたすら感慨に浸っていました。
なんて美しい街なんだと、心から思いました。
天気も最高。ボウモアが歓迎してくれているような、そんな気がしました。
感動し過ぎて、いつまで港で佇んでいたいと思った…
そしてこの街に来られた事や、この旅を実現するために助けて頂いた色々な方に感謝した。
2日目は、北部4つの蒸留所。
タクシーをチャーターして行ったのが正解。
正直、痛い出費になったものの、ドライバーのラモントと、ウイスキーについて、アイラ島について、彼の家族について、色々な事を話すことができた。
ほぼツアーに近いか。とてもグッドマンでした。
最初はカリラ。僕の一番好きなウイスキー。
カリラが見えた瞬間に、心がざわついて、感動が溢れてきた。
胸に込み上げて来る感動と、早くカリラを飲みたいというワクワク感と、ずっと佇んでいたいという気持ちで、よく分からない状態だった。
ちょうど蒸留所はメンテナンス期間中で、ツアーはテイスティングのみ。
チョコレート&ウイスキーペアリングツアーに参加して、これがグッドだった。
飲めたのは以下でした。
①カリラモッホ:ペッパーチョコ?
②カリラディスティラリーカスク:聞き取れず
③カリラ18年:聞き取れず
④カリラ蒸留所限定ボトル2017:オレンジチョコ
⑤カリラ17年アンピーテッド:パッションフルーツ&マンゴーチョコ
でした。
このペアリングが最高。
そして僕にとっては、カリラというウイスキーをカリラ蒸留所で、カリラを好きな人達と飲むというのが最高だった。
カリラを作っている人の誇りや、カリラについての愛をひしひしと感じながら、めちゃくちゃ酔っ払う時間だった。笑
この時ばかりは酔っ払ってるのと、カリラに来たという喜びで、中学レベルの英語で質問しまくった。笑
あっという間に1時間が終わり、撮影大会。
向かいに見えるジュラ島も綺麗。
ここまで書くと、カリラ好き過ぎて気持ち悪いな…
すんません。。。
それくらい楽しかったんだもの。
スタッフの方、自分の製品にプライドもってるんだもん、かっこいいわ。
よく、カリラは生産量が多いからか、工業的なイメージを持たれているらしいけど、
工業的というのは冷たいということじゃない。
働いている人は、作っている物に相当な誇りと愛を持っていた。
あとはブナハーブン、ブルイックラディ、キルホーマンをまわって終了。
時間が無くて、本当にまわって終了。
簡単なフォトと、ショップでウイスキーを買いました。
ブルイックラディでは、ワインカスクのブルイックラディとポートシャーロットを試飲しましたー
激ウマ。
3日目は南3つ。
強烈な二日酔いか、ディナーの貝があたったのか、吐き気に満ちた状態でポートエレンへ。
3つ徒歩で回るものの、吐き気がきつ過ぎて、ツアーは断念しました。
カリラで相当な満足感もあったので、体調回復を優先させた結果です。
因みに、ラフロイグとラガブーリンはディスティラリー限定ボトルがありました。
100ポンドくらいでしたが、飛ぶように売れてました。
まぁ、どちらも人気ですし売れますもんね。
そしてラフロイグ以外蒸留所見学は人数一杯で受付停止でした。
特にアードベッグは丸一日全部予約で埋まってるようでしたので、
好きな方は予約必須ですね。
ぼくはアードベッグでうまいサンドイッチをたべてから、時間がたくさんあったので徒歩でポートエレンまで戻りました。
片道1時間半くらいかな。早歩きで。
途中雨に打たれましたが、登山だと思ってスタスタと。牛に威嚇されたりもした。
強烈な風を感じながら歩くディスティラリーロードは、強い潮の匂いに満ちていました。
こういった香りも、南3つのウイスキーに強い影響があるんだろうなぁ。
ポートエレンに着いたら、今は閉鎖しているポートエレン蒸留所を見ました。
これ、アイラに行ったらマストで行くべきですよ。
写真では分からない、強烈な寂しさがありました。本当に。
閉鎖された当時、カリラとポートエレンどちらを残すという中で、ポートエレンが消えたそうです。
そもそもは経営悪化が原因のようで、その意思決定は正しいと思います。
でも、ポートエレン自体が泣いているような気がしました。
親の帰りを待っている子供みたいに。
来年誕生予定のアドナホーを見た後だからか?
南3つの旅は、アードベッグでも、ラガブーリンでも、ラフロイグでも無く、
ポートエレンが一番心に沁みたなぁ…
アイラ島への旅は、僕はカリラが好きなんじゃなくて、大好きなんだと感じる旅だった。
ウイスキーを教えてくれた会社の先輩、バーのマスター、常連さん達。
この身勝手な旅を快く許してくれた妻にすごく強い感謝しかない。
帰国したらありがとうって言おう。
じぃさんになったら、子供と来たいなぁ。
そんなことができたら、本当に泣いてしまいそう。
そのために、ちゃんと日本に帰ります。
さて、、、カリラへの異常な気持ちがほとばしる記事になってしまった。
もうブログのタイトル変えたほうがいいかな 笑
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